つつじヶ崎の森(ふれあいの森)森林再生の為の植林活動を実施
日時:平成30年3月18日(日)
場所:甲府市古府中町
参加者:13名
平成17年4月に森林火災に見舞われ約2haが焼失した、甲府市内の武田氏館跡に隣接する「つつじヶ崎の森」において森林再生の為の植林活動を実施しました。
この場所は、焼失後すぐに、当時では先駆的な企業の森として平成18年度~25年度まで植林や下刈り等の森林整備が行われていましたが、その後自然のままに放置された為、シカ害や笹等が繁茂したことで、一部のエリアで植栽木が枯死してしまいました。つつじヶ崎の森の下には民家も広がっており、土砂流出防止や水源涵養機能を高めるためにも早期の森林再生は重要である為、新たに植栽を行いました。
当日は、林道を車が上がれないため、大苗や竹の支柱、シカ害防止ネットなどを担ぎ上げて登らなくてはならないことや、足場の悪い急斜面で大苗の植栽やシカ害防止のネットの設置が必要となり、一般のボランティアでは危険が伴うため、林業、造園の専門家の方々にボランティアでご協力をいただき、ヤマザクラ、イロハモミジの植栽を実施しました。
春にはサクラ、秋にはモミジが美しい森になるよう今後も見守っていけたらと思います。ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました!
↑苗木や支柱などを運ぶ
↑活着をよくするため、「水ぎめ」という方法で植栽
↑シカ害防止ネットを設置
↑作業前(左)と作業後(右)
※この事業は(公社)国土緑化推進機構『緑の募金』の助成を受けて実施しました。
H28年度Green Gift地球元気プログラム
「丹波山村で考えよう!環境問題。感じよう!森の恵み。」を実施
日時:平成29年8月5日(土)、8月26日(土)
開催場所:北都留郡丹波山村
今年度より、東京海上日動火災保険株式会社のGreen Gift地球元気プログラムの委託を受け、「丹波山村で考えよう!環境問題。感じよう!森の恵み。」と題し、丹波山村での環境教育プログラムを8月に2回実施しました。里山の抱える問題や森林の役割のレクチャーと、農業体験、林業体験、地元の食材を食べるなどの里山の生活を通して、森からどのような恵みをもらっているか知り、森林や自然環境について考えるプログラムです。
受け入れをしてくださった丹波山村の方々のおかげで大変有意義なプログラムとなりました。
参加者の皆様からも「またぜひ参加したい」「楽しかった」と感想をいただきました。また、4歳から11歳と幅広い年齢の子どもたちが集まりましたが、それぞれ理解の幅はあるものの、森林や環境の保全について考えるきっかけとなったようです。
※来年度もプログラムを実施予定です。時期・内容等決定しましたらHPにてご案内いたします。
富士山自然学習会を実施
※この事業は「公益財団法人やまなし環境財団」の助成を受けて実施しています。
日時:平成29年5月31日
場所:南都留郡鳴沢村 富士山1600メートル付近
山梨県内の小学校3年生を対象に自然学習会を実施しました。
富士山での植栽や獣害対策ネットの設置等の森林整備体験を通して環境保全の大切さや、森づくりには多くの人が携わっていることを学びました。またネーチャーゲーム等で五感を使いの富士山の自然を感じてもらえたようです。
子どもたちからは
「水やりに毎日は来ることはできないけれど、木が大きくなるころにまた来たい」
「みんなで見守ることが大切」
など感想もありました。
今後、子どもたちが森林や自然環境について考えるきっかけになればと思います。
FSC認証を受けた器具作り
「FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)」とは:
世界中全ての森林を対象とし、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、
経済的にも継続可能な森林管理を推進することを目的する協議会です。
適切な管理のされた森林を認証し、その木材で作られた商品にロゴマークを付けています。(「事例1」の写真3枚目をご参照ください)
事例1 山梨大学との連携
山梨大学との連携により生み出されたテーブル・イスのセットです。
「丹波山村」と「ki-net」の文字が入ったFSCロゴマークが入っております。
事例2 甲府市荒川河川敷にベンチを設置
株式会社オギノが環境エコ活動の一環としてご寄付なさった座板を用い、甲府市荒川河川敷のベンチを整備しました。
事例3 丹波山に遊具を設置
県内の公園に、安全面を考慮した遊具を設置しました。
汽車を象ったデザインのこの遊具の中には座席が用意されており、子どもたちが日陰でひと休みのために利用できます。
事例4 韮崎市子育て支援センター内に遊具を設置
県内の幼稚園に遊具を設置しました。
小さな子どもたちに、木のぬくもりに触れながら遊び、学び、育ってほしいという願いからデザインされました。
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